息をなが~く。チャネリング能力が身に付く方法。

わたしは、小さいころ真剣に動物と話が、出来ると信じていました。
家で、ペットが飼えない環境だったので、小学校5年生になると飼育係になれるのを心待ちにしていました。

そもそも霊感とかその能力は、限られた人だけのものなのでしょうか?
実践している私でさえ、霊能者の方と会うと独特のオーラに圧倒されて、「変わった人だなあ。」と感じます。
わたしも変わっている人に見られているんでしょうかね?(笑)

わたしは、人の財布の中身を当てたり、何月何日に結婚するよとか、そんなものには興味が持てません。そんなチャネリング能力なんて意味がないと思っています。
わたしが、一番欲しい能力は、「気付き」です。
幸せの予感や、災難の予知。
何よりも「自分を高めてくれる方向性」を知らせてくれるものが、一番です。

ちなみに、子供の頃手に取るように分かっていた動物との霊線の交流ですが、大人になっていくと段々その能力は、消えていきました。
今では、断片的にチャネルできる程度です。
理由を考えてみたんですが、それは、大人になると邪念が邪魔するからだと気付きました。
時間の管理やお金の始末、年を取ればそれなりの責任など、子供の頃のようなピュアさが薄れて、次第に無くなっていくからなんですね。

ところで、あなたは、日本神話に出てくる神功皇后(じんぐうこうごう)を知っていますか?
別の名前を息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)と言います。
夫の仲哀天皇が香椎宮(かしいぐう:福岡県にあった)にて急死した後に熊襲(くまそ)を討伐したとされます。また、それから住吉大神の神託により、お腹に子供(のちの応神天皇)を妊娠したまま筑紫から玄界灘を渡り朝鮮半島に出兵して新羅の国を攻めました。新羅は戦わずして降服して朝貢を誓い、高句麗・百済も朝貢を約束したといいます。(一般的に言われる三韓征伐です)
なんともまあ勇敢な女性でしょう。
この息長(息長)は、息の長いことを意味し、もう一つは、気が長いことも表します。

わたしたちが、気を長くする(落ち着く)ために、息をフーっと長く吐きますよね。
そのことをイメージさせるものです。
身ごもって戦うには、強い精神力と体力が要求されます。神功皇后には、息を長くする術があったから、偉業がなせたのだと神話では、裏の力として示しているわけです。

実際に霊能者の方が、霊視をしたり何かをチャネリングする時は、フーっと長い息を吐きます。
わたしたちも見習っていいことだと思います。
短い息は、呼吸器系に負担をかけ交感神経優位に生理学的にも働きます。
ということは、息を長くするのは、リラックスする=チャネリング能力が高まることになりはしませんか?
確かにわたしたちは、日常的に普段息を長くしましょう。とは、あえて意識していません。

そうなんです。難しい真言や呪文なんか覚えても、チャネリング能力は、開発されません。
大切なのは、子供のようなピュアな心で、常に落ち着いて生活をする。これに尽きます。
社会の雑踏に揉まれても、一日のうち数分でもそういう感性で、音楽を聴いたり、絵を眺めたりすることです。
実際にわたしが、霊視するときは、子供に戻ります。

ちょっと面白い話があります。
わたしが、友人の家に泊まった時のことです。
どうも寝入る前にわたしは、時々寝言らしき変な話をするみたいです。
その話し方は、ちょうど小学生の低学年くらいの少年の口調だそうです。
わたしが、幼児プレイをしている?まさか、そんなんじゃないですよ。(笑)
わたしは、全く覚えていないんですから。
で、友人が、悩みや聞きたいことを質問すると、ちゃんと霊視して答えてくれるそうです。
これこそが、ピュアになる必要性ではないでしょうか。
無垢な赤ちゃんやワンコは、わたしたちが見たり感じたりできない異次元のモノを見ているとされます。
実際に、退行催眠の世界では、子供から前世までさかのぼって、その実体を把握できると言われていますよね。

今日から、イライラせずに息長(おきなが)の修行を始めてみませんか?
あなたに未知の能力が、花開くかもしれませんよ。

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