寝る前の結界 その方法と大切さ

一日の仕事を終えて、風呂にも入りリラックスした後にソファーで朝までぐっすり寝る。
それもTVを切るのも忘れて。
お昼にラグの上でダラーっとお昼寝。
いいですよね。休みの日なんかは、ダラダラどこでも寝転んで睡眠をとるのって。

ところで、平安時代に貴族が随分と気に掛けていたとされる夢告について、知っていますか?
当時は、寝る=一時的に死ぬこと。と考えていたようです。
確かに死んだように寝る。なんて表現しますよね。
死んで、常世(とこよ)とは、違う異次元にワープするのだと解釈していたようです。
例えば平安京の時代。市中を鬼が歩き回るさまなどが、言い伝えられていますが、それは、異次元での出来事を語っているものと考えます。
すなわち、夢告の世界です。
わたしから言わせれば、鬼は、この世の時世そのものと思うのですが。(笑)

さて、就寝(寝る)ということは、異次元の死の世界に向かうわけですから、着物も当時は、真っ白な一重の着物を着ていたのも頷けます。
つまり、寝てから朝目覚めるということは、蘇り(よみがえり)を意味していたのです。
このよみがえりは、別の意味があって「黄泉帰り」を指します。
黄泉(よみ)の国は、恐ろしい死者の国で、鬼も住んでいます。そう信じられてきました。
日本独特の精神性文化ですが、霊的には、決して無視はできません。

温泉を掘り当てた人の大半が、夢のお告げがあった、あるいは、宝くじの高額当選者もその組番号を夢で見たとか。様々な夢告の世界が、現実化する話は、聞きますよね。
わたしも先日、宝くじの組番号を夢で見ました。
夏のサマージャンボ買ってみようと思います。(笑)

この夢告ですが、わたしたちに霊的な力が作用して、守ってくれたり、幸運を与えたりしてくれる貴重なものでもあります。
中には、不幸の予兆を知らせる夢告もあります。
わたしは、よくご無沙汰している知り合いが、亡くなると必ずと言っていいくらい、その人が夢枕に立ちます。
そこで、「ああ、亡くなったんだな。」とすぐに分かったりします。実際に、後ほどお葬式の案内が来たり、うわさで聞いたりします。
どちらにしても、夢告を精査するには、審神(さにわ)の術が必要とされます。といっても難しくなんかありませんよ。正夢かどうかなんて、そんなことくらいわたしたちは、ちゃんと感性で分かるものです。

本題に移りますね。
そんな具合に大切な睡眠。ただ眠気に任せて寝入るのは、もったいないです。
ひょっとすると黄泉の国で、鬼に会うかもしれません。(笑)
そこで、今日から結界を張ってください。結界とは、不浄が仕切った範囲の中に入って来なくするための手法です。
方法は、簡単ですよ。
1.布団に入ったら、ベッドの四隅をイメージして、こう念じます。
 「四方八方天上天下、清浄たらん。結界。」

2.次に「守護霊に感謝」「今日の一日に感謝」と念じてください。

これで完璧な結界のもとで、就寝できます。
先ほど話した「夢告」も受けやすくなります。
今晩から実践ですね!

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