人って、何のために生きてるの?

人は、何のために生きているの?
わたしたちは、時々そんなことを考えたりします。
天命とか運命のような物でしょうか。
わたしは、何をするために生まれてきたの?

どう思います?
あなたは、何で生きてるんですか?

ここで赤ちゃんを考えてみましょうか。
赤ちゃんは、誰にも教わっていないのにおっぱいを飲みます。
どうして赤ちゃんは、おっぱいを飲むのでしょうか?
そうです。生きるために飲むのです。
そう考えると、人って生きることがすでにプログラムされているように思えませんか?
ワンコもニャンコも生物は、みんな単に生きること、「生きるために生きている」と言えます。

次に問題になるのが、生きていくうえで何をしたらいいの?という疑問です。
もちろん生物は、生きるのですが。生きる上で、これが厄介なことを引き起こします。

それが、欲という面倒なものです。
食欲に始まり、性欲、金銭欲、名誉欲など挙げたらキリがありません。
欲は、「バランス」が大切であるとチャネリングされます。
決して抑えたり消そうとしてはいけないものです。
禁欲は、ひずみを生みます。
大切なのは、偏らないことです。

例えば、性欲が強すぎると恋愛で相手を見極めることができなかったりします。
好きでもないのに片っ端から異性を求めていくと、人を本当に好きになることが分からなくなるでしょうし、まずは、性欲ありきで異性と絡めば、その相手がどんな中身であるかも見えないままです。
仮にAさんとしておきましょう。
Aさんは、すごく性欲が強い女性です。離婚歴があり小学生と中学生の子供が二人います。
友達の紹介で新たな男性と付き合い始めました。毎日デートをするので子供たちは、ご飯もろくに作ってもらえない状態です。
Aさんの母親が、見かねて小学生の子を養子に迎えて田舎に帰ってしまいました。
そんな状態でもAさんは、その男性と入籍をすると言います。
中学生の長男は、登校拒否を続けてお酒まで飲む始末。
Aさんは、自分が何をしているのか分からないようです。

このケースの場合チャネリングしなくても、Aさんは幸せになれないことは明白です。
その異常な行動を取った原因は、以前からの強い性欲でした。
色情因縁などという言葉がありますが、こういうことを言うのでしょう。

金銭欲も恐ろしいものです。
ネットで株取引で儲かるからと情報商材を買いあさり、パソコンンを新調して睡眠時間も削り、最終的には貯金も底をつきスッカラカンになった男性を知っていますが、本当にかわいそうでした。

さて、欲をどのようにバランスを取っていったらいいのか考えてみたいと思います。
まず、物欲を考えないことです。
バッグがほしい、腕時計がほしい、あるいは、家がほしいなどは、実際に収入があってこそ手に入れることができるものです。
ならば、儲けてやればいいんだろ。
そこに、焦りと要らぬ欲が絡んで、悪だくみをしたり、安易に儲かる詐欺商法や霊感商法に引っ掛かることになるのです。
わたしが、「欲」に感応するエネルギーとは、先ほど述べたバランスの他に「中心」があります。

では、中心とは何でしょうか?
大樹をイメージしてください。大樹が中心です。大樹から枝が出ます。その枝は、物欲ならばバッグや腕時計、マイホームだったりします。そして葉っぱは、その家に入れる家具だったりします。
さて、その大樹は、何に当たるのでしょうか? 

そうです。あなた自身です。あなたが中心であるのです。
もう少しわかりやすく言えば、あなたが貧相な人間としたら高級腕時計を身に付けても似合わないでしょう。
あるいは、あなたにふさわしい生活空間でもないのに、あなたの収入に見合わないローンを組んでマイホームを買っても、すぐに支払いは、ショートしてしまうでしょう。

あなたの「中心」とは、あなた自身のキャパシティーそのものを言います。
キャパシティーとは、許容です。
物事全てに対する許容です。
細かいことにこだわらない優しさでもあります。
そして、じっくり物事を精査できる能力でもあります。

あなたが、キャパシティーがあればペン一本買う場合でも、欲を抑えることが可能です。
その欲しいペンは、何のために必要なのか?
手帳に小さな文字を書き込むために極細ペンが欲しい。
しかし、小さな文字は、スピーディーには書けない。
様々な考えを整理していくことができます。キャパシティーがあれば、最終的には、ペンを買う必要すらないことに気付くかもしれません。

キャパシティーが備わる結果として、余分なものは、どんどん削られて、何が一番必要なのかを見極められます。
その見極めたものを、求めることをすればいいのです。
欲は、すべてのバランスを保って、あなたに「何をして生きていくか」を示してくれるはずです。
物事や人に寛容になることは、自分の中心を作るのに役立ちます。
許す気持ちを育んで、穏やかに「生きる道」を見つけていってほしいものです。

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